本
腕が立ち、長屋に住むサムライものにしては地味で、展開もわりとゆったりめ、そのじりじりした感じもまた良し。他のも読んでみたい。
第16回ホラー小説大賞受賞作だそう。 ホラーなのか!スゴイことになってるのに、主人公の思考が結構明るくて、悲愴感がないところが好き。 ラストの続きも気になるところ。 後書きの選評を読むと「今昔奇怪録」をとっても読みたくなる。
数々の時代小説に出てくる「吉原」「花魁」についてとつても詳しくなれる。 まさに手引書!豪華な場面が楽しい。
前々から読みたかったけど、遂に! ディーヴァ―作と知らずに読んでも、色んなスタイルで書くんだなー。 と思いつつ楽しんだと思う。 勧善懲悪というか、スッキリする結末の作品が多い。